業務でXR技術を活用したことはあるでしょうか?
「2023年度 ITトレンド ポイント解説」
2023年度にIT業界を席巻したトレンドワードの概要や、今後の展開など、ポイントを押さえて解説した資料をご紹介します。
4. XR(クロスリアリティ)「XR」とは、バーチャル空間と現実の世界を融合する技術の総称で、主に、AR/VR/MR/SRといった種類の技術があります。
特に実際に目で見ている光景にCGなどを合成し、実在するように見せる「AR」はスマートフォンのアプリでも活用されていて、身近になってきているため、実際に使ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
メタバースを活用したいなど、XRを業務に取り入れたいというご相談を受けることがあり、企業でも活用が進んでいるように感じます。
業種により様々な活用事例がありますので、ご紹介します。
◆医療移動が困難な患者への遠隔治療、リハビリのサポート、研修での活用と様々な用途で利用されています。
XRの技術が進歩していけば、精度も上がり、活用シーンも広がっていくと期待されています。
◆製造業リアル(物理)空間にある情報をIoTなどで取得し、サイバー(仮想)空間に再現する「デジタルツイン」技術が拡がっています。
サイバー空間で試作品を作成することができ、開発にかかる費用削減や開発期間の短縮、資源やエネルギーの消費減少など大きな効果が望めます。
◆物流人手不足が深刻化している物流業界では、XR技術が作業員の支援ツールになるとして期待されています。
倉庫の作業員にスマートグラスを導入しピッキング作業に活用する、AIを使ったデジタルツイン技術で機械と作業員の作業を最適化するなど、効率を上げることに成功しています。
◆小売業アパレル業界では、2010年代から店頭でサイネージなどを利用したAR試着体験が用いられはじめ、2020年代にはスマホを使ったAR試着体験が一般化してきました。
ネットショップでも活用されていて、顧客が店頭に行かなくてもストレスなくショッピングができるようになりました。
このように、XR技術は業務効率化だけではなく、新たなビジネスチャンスの創出に貢献しています。
資料でも、ビジネスシーンでの活用例をご紹介していますので、是非ご覧ください。
技術の進歩により、今後もXRの活用範囲が広まることが期待できそうです。
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