業務で生成AIを活用されているでしょうか?
「生成AIの基本知識と活用準備」生成AIの概要と注意点、活用するために必要なことを簡単にご紹介した資料をご用意いたしました。
3. 生成AIの課題、注意点生成AIは急速に普及している一方で、効果的な活用方法がわからない、リスク管理ができていないなど課題は山積みです。
生成AIを積極的に活用して成功している事例と上手くいかなかった事例をいくつかご紹介します。
■都市銀行文書作成、社内問い合わせのFAQ対応、コールセンター支援などに生成AIを活用して業務効率化に成功しました。
生成AIを単なるツールではなく、社員の力を引き出し、組織変革のきっかけとなる存在と位置付け、現場の声を反映しながら、実用性の高い使い方を模索。
「使いたくなる生成AI」に育てたことで、社員にも受け入れられ、自然に業務に浸透し、成果につながっています。
■飲料メーカー社内規則の検索など業務効率化の他、ECサイトの価格調査、広告制作などに生成AIを活用してブランド強化にも成功しました。
生成AI導入にあたって、機密情報の漏洩などセキュリティ面で懸念があったため、ユーザーのデータをモデルのトレーニングに無断で使用しない仕組みのツールを使用し、自社のセキュリティ基準に合わせた適切な環境を構築しました。
■海外家電メーカークラウド上で動作する生成AIを使用したところ、生成AI提供元のサーバに情報が送信され学習に利用されてしまう情報漏洩の可能性が発覚しました。
送信された情報は、開発ソースコード、社内会議の議事録、製造工程に関する技術資料など。
すぐに生成AIの社内使用を全面禁止し、社員向けに生成AI利用に関するガイドラインを整備、自社のセキュリティ基準に合わせた専用の生成AI環境構築を検討しました。
■航空会社公式サイトで特典を紹介する画像に、不自然な点がある、生成AIを利用しているのではとの指摘がSNSで相次ぎました。
以前のメルマガで、ロボット工学者が提唱した「不気味の谷現象」に似た現象が現代の生成AIにも表れているとご説明しました。
広告に生成AIを活用して成功した事例もたくさんありますが、ブランド価値と画像の表現が不釣り合いであったり、生成された画像の品質が低かったりすると、違和感が嫌悪感に変わるのかもしれません。
生成AIは、作業時間を短縮したり、コストを削減したり、新しいアイデアを生み出したり、ビジネスを成長させる手助けとなります。
上手に使うことで、組織に新たな可能性をもたらす強力なパートナーとなるでしょう。
資料では、生成AIの課題や利用時の注意点など詳しくご説明しています。
生成AI活用のお役に立てれば幸いです。
※オンラインセミナーは終了しました。
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