2022/12/20



社内ネットワーク運用をオンプレミスからクラウド管理にすることをご検討なさったことはありますか?

クラウドの基礎知識とモデルケース

実際にオンプレミスからクラウドへ移行する場合のステップについてご紹介します。



4. クラウド化へのステップ
いざオンプレミスからクラウドに移行するとなった時の確認ポイントを、ステップごとにご紹介します。

ステップ 1 準備
◇目的
まず初めに、社内ネットワークをクラウド化する目的を明確にしましょう。
そして、目的を全社員に理解してもらうことが大切です。
目的があやふやだったり、情報共有ができていないと、必要な業務が滞ってしまったり、クラウドシステム自体が活用されなかったりして業務改善どころか大きなロスにも繋がりかねません。
現場の意見や要望をまとめておきましょう。

◇コストシミュレーション
オンプレミスとクラウドでは費用のかかり方が異なります。
そのため比較が難しいですが、導入後数年先まで見据えて、かかる費用を算出してみましょう。
ご紹介の資料に料金の比較例を載せています。ぜひ参考になさってください。

◇ハイブリッドクラウドについて
全てをクラウドに移行できないという場合は、オンプレミスでの環境も残すハイブリッドクラウドでの運用という選択があります。
自社の状況によりハイブリッドクラウドを採用した場合、データの分散や負担の軽減とメリットがある反面、データの一元化が困難になるケースもあるので、慎重に進めていく必要があります。

ステップ 2 サービスの選定
目的やコストが見えてきたうえで、どのクラウドプラットフォームを利用するか選定しましょう。
クラウドプラットフォームを提供している企業は多数あり、自社にあったものを選定することが大切です。
ご紹介の資料では、主要となる【Microsoft Azure】【Amazon Web Services】【Google Cloud Platform】3社のプラットフォームをご紹介しています。

ステップ 3 スケジューリング
クラウドプラットフォーム選定の後に、移行への実行施策と工程をしっかり計画しましょう。

◇優先順位
移行するシステムが複数ある場合、すべてを同時に進めるのは難しいです。
優先度を決めて順次着手スケジュールを作成しましょう。

ステップ 4 運用保守
ステップとしては最後に書かせていただきますが、導入後の管理業務にあたり、プラットフォーム選定の段階でどのような機能があるか調べておくことが、ポイントの1つになります。

◇バックアップ/リストア
バックアップは定期的に行うのが基本ですので、自動化できるものが良いでしょう。
バックアップをしておけば、障害が発生しシステムが故障した場合も復旧が可能になります。

◇監視やログ収集・分析
故障や不具合があった場合に、それを知らせる機能が監視と通知になります。
収集したログはトラブル発生時の状況確認にも使えますが、リソースの使用状況やアクセス状況を定期的に分析して、サービスの改善にも活かせます。


導入のご検討時にご不明な点やお困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。


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