電話のマークといえば「黒電話」ですが、「黒電話」をご存じでしょうか?
今知りたい!最新 PBX徹底解説身近で、あって当たり前の「電話」について説明した資料をご紹介します。

2. 進化を続けるPBX「今知りたい!最新PBX徹底解説」資料を作成する際、電話のイラストを黒電話にしていたところ、黒電話では電話だと認識してもらえないかもしれない、なんて話がでました。
最近は、ガラケーと呼ばれる日本独自のフィーチャー・フォンである携帯電話もあまり見なくなりました。
そんな「電話」の歴史についてお話します。
電話機が日本に入ってきたのは、スコットランド出身の発明家アレクサンダー・グラハム・ベルが電話機を発明した翌年、1877年になります。
その翌年1879年には国内での電話機生産が始まりました。
1890年に東京・横浜で電話サービスが開始され、1920年頃から全国で電話の需要が急増します。
当初、電話にはダイヤルやボタンなどの電話番号を入力するコンソールがなく、電話をかけるとPBX(構内交換機)に直通、そこにはオペレーターが存在し、人の手で相手に繋げて貰うという仕組みでした。
さらに電話加入者数は増え、回線使用量の増加や顧客のプライバシー保護、人件費削減が求められるようになり、電話交換の作業は機械化されていきます。
1969年にトーンダイヤル方式専用の電話機、「プッシュホン」が販売されます。
電話が普及してしばらくは、日本電信電話公社(のちのNTT)が提供する電話機のみでしたが、1985年の電気通信事業法施行に伴い規制が少しずつ緩和され、様々なメーカーから販売されるようになり、電話機はどんどん進化していきました。
携帯電話の歴史は、1970年に大阪で開催された日本万国博覧会で「ワイヤレスホン」が出展されたところから始まります。
当時最新のもので、重さ1.1Kg、大きさは23×13×4.5cm、充電10時間で30分の会話ができるというスペック。
それから、1990年代には液晶ディスプレイを搭載し、1999年にはインターネット接続が可能になり、爆発的に普及しました。
当社は、1947年、自動交換機が導入され始めたころに通信工事の会社として誕生。
1960年代の日本電信電話公社の請負工事から始まり、長年にわたり電話・通信事業を中心に据えてきました。
メールやチャットなどのツールが普及した今でも、電話はビジネスではまだまだ欠かせないツールです。
オフィスの電話環境の見直しに役立つ資料をご用意しましたので、是非ご覧になってください。
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