Excelのマクロなど、作業を自動化する機能やツールを活用されていますでしょうか?
「RPAホントのところ」RPAについて、メリットやデメリットなど、導入を検討する前に知っておいてもらいたい内容をまとめた資料をご紹介します。
2. デスクワーク自動化ロボットRPA「パソコン上の作業を自動化する」といえば、MicrosoftのExcelやWordのマクロ、AdobeのPhotoshopやIllustratorのアクション/バッチ機能などがすぐに思いつくのではないでしょうか?
同じ処理を何度も行う場合などに使用すると、とても便利です。
RPAも、「パソコン上の作業を自動化する」ツールです。
RPAとアプリケーションに付随する自動化機能との違いをご説明します。
■共通点まず前述のとおり、どちらも「パソコン上の作業を自動化する」ツールです。
何度も行う作業を自動化する、作業を均一化することでスピードアップやヒューマンエラーを防ぐことができます。
また、どちらも定型作業を自動化することは得意ですが、非定型作業、手順が決まっていない作業を自動化することはできません。
■相違点一番の違いは、マクロやアクションはアプリケーション上の作業を自動化するに対し、RPAはデスクトップ上の作業や、複数のアプリケーションを横断して自動化することが可能なことです。
他には、データの処理スピードと量が違ってきます。
基本的にアプリケーションがインストールされているパソコンのスペックに依存しますが、RPAはサーバ型とクラウド型もあります。
サーバ型やクラウド型であれば、サーバやクラウド上で処理を行うのでパソコンのスペックに左右されず大量のデータ処理を素早く行えます。
ただし、マクロやアクションはアプリケーションの元からある機能なので追加のコストはかかりませんが、RPAは多くの場合、導入コストや運用コストがかかります。
◇どちらかを選択するポイントRPAもマクロも業務効率化を図るうえでとても有効な手段です。
まずは自動化したい業務を明確にすると、どちらが適しているが見えてきます。
例えば、「社内システムからCSVデータをダウンロードして、Excelで処理する業務」であれば、CSVデータをダウンロードするところから自動化する場合はRPAが必要ですが、データのダウンロードは手動で行い、Excelで処理する部分のみ自動化する場合はマクロで十分です。
ポイント1:アプリケーション上で完結できる/できない
ポイント2:データの処理量
ポイント3:効率化とコストを天秤にかける
RPAかそれ以外かを選択する場合は、この3つのポイントを押さえてみてください。
RPAの資料では、RPAの特徴や種類について詳しく説明しています。
ご興味やご不明な点がありましたら、
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