PC上の作業を自動化できるRPAの導入を検討したことはあるでしょうか?
「RPAホントのところ」RPAについて、メリットやデメリットなど、導入を検討する前に知っておいてもらいたい内容をまとめた資料をご紹介します。
3. RPAの落とし穴RPAは、PC上の単純作業や手順が多く手間のかかる業務を自動化できるツールです。
RPAを活用することにより、高齢化社会が進む日本の労働人口減少による人材不足の解消、業務効率化、生産性向上につながります。
このようにRPA導入にはメリットがありますが、実はデメリットもあります。
今回はデメリットの紹介と、デメリットに対する対策を解説します。
◆クラウド型のRPA使用時に情報漏洩の恐れがあるRPAツールには機器にインストールするのではなく、オンラインサービスを利用するクラウド型もあります。
情報漏洩のリスクは、RPAにかかわらずオンラインサービスを使用することでのデメリットの一つです。
クラウド型は導入や増設が手軽というメリットがありますが、顧客情報など機密データを扱う業務の場合はクラウド型ではなくデスクトップ型のRPAを使用することをおすすめします。
サイバー攻撃についての資料や、
ネットワークセキュリティについての資料もありますので合わせてご覧ください。
◆運用までの準備と、手順修正に手間がかかるRPAを活用するには業務手順をシナリオ化しなければいけません。
業務の手順をしっかり理解した人ではないと、シナリオ作成はできません。
また、手順が変更になった場合は必ず修正が必要になります。
修正もシナリオを作成した人にしかできないという事態に陥りやすいです。
一度作成してしまえば、ボタン一つで誰でもその業務ができるようになりますが、業務がブラックボックス化してしまわないよう、業務のマニュアルを用意しておきましょう。
またシナリオ作成時のプロセスも残しておくことで、他の業務で活用する際の参考になります。
◆RPAを使用している間、PC操作ができない普段使用しているPCにインストールして使用するデスクトップ型のRPAツールだと、RPAを稼働している間、他の作業ができなくなります。
RPAは人の手で行うより作業を高速化することができますが、長い時間稼働するような業務の場合は、RPA用のPCを用意するか、サーバ型やクラウド型のPRAツールを導入しましょう。
◆大量のデータを処理するためのPCスペックが足りない人の手で一つ一つ順に作業していたものを、RPAでは一気に処理することが可能です。
そのため、普段使いのPCスペックでは処理しきれない場合があります。
サーバ上にRPAの環境を構築する、サーバ型のRPAツールを使用することをおすすめします。
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