御社では、Wi-Fi環境の提供はしているでしょうか?
「ストレスゼロのWi-Fi環境をつくろう」ネットワークの中でもWi-Fiに特化し、最新の情報や繋がりやすくなるコツ、環境構築についてなどをご紹介した資料をご用意しました。
1. Wi-Fi環境、整っていますか以前、「
オフィスネットワーク構築までのステップ」の資料を
メルマガでご紹介させていただきました。
その際、業務にインターネット(ネットワーク)を利用している企業は、2008年に99%に達したとお伝えしましたが、無線LAN(Wi-Fi)はどうでしょうか?
社員の固定の席を設けない「フリーアドレス」、ノートPCやタブレットPCの需要増加、
IoTデバイスの普及などでWi-Fiが業務にとって必要なものになりつつあります。
また、業務だけではなく、来訪者向けに提供する用途もあります。
カフェやレストラン、ホテル、駅や公共施設、さらに病院やクリニックでもWi-Fiを提供している施設が増えてきています。
病院での無線LAN導入率は2020年度で88.7%ですが、その使用用途はスタッフのインターネット用、医療情報システム用(電子カルテやレセプト作成システムなど)が大半を占めていて、患者や来訪者への提供用は30.8%と、まだまだ多くはありません。
病院やクリニックで患者向けのWi-Fiを導入するメリットには、外来の待ち時間に使ってもらう、外部とのコンタクトが迅速にとれることで入院患者の孤独感を解消できる、ネットでの情報収集が容易になり安心感が増す、といったことがあります。
ですが、電波による医療機器への影響がないわけではありません。
調査によると、Wi-Fiを導入している病院のうち、電波干渉に対して対策をしているのは40.6%で、半数以上が「対策をしていない」「わからない」と回答しています。
参考:電波環境協議会/医療機関における電波利用推進委員会「2020年度医療機関における適正な電波利用推進に関する調査の結果【病院】」病院を例にお話ししましたが、他業種の企業でも同じです。
Wi-Fiは電波干渉を受けやすいので、業務に支障を起こす可能性があります。
干渉の有無を考えながらネットワーク構築を行えば問題ありませんが、専門知識を要するので自社で行うのは簡単ではありません。
前回のメルマガで紹介した、ランサムウェアによる
サイバー攻撃もWi-Fiが狙われるケースがあり、業務に大きな支障がでたと言われています。
セキュリティ対策も考えていかなければいけません。
今回ご紹介の資料では、電波の干渉やセキュリティリスクについてもご説明しており、病院とホテルへの導入事例を載せていますので、参考にしていただければ幸いです。
NIKKO
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