どのような方法で大切な企業データのバックアップを取っているでしょうか?
「そのバックアップで大丈夫?」バックアップがなぜ必要なのか、またバックアップを行う際に必要な考え方や注意点、方法などをまとめた資料をご紹介します。
2. バックアップの必要性ランサムウェアについての資料で、ウイルスに100%感染しない対策は難しく、感染してしまった後の対策も必要ですとご説明しました。
また、
以前のメルマガでご紹介した、政府機関が発行しているIT-BCPのガイドラインの中でも、事前に適切なバックアップを取得することが記載されています。
万が一感染してしまった際も、復元が可能になるバックアップは、被害を最小限に抑えるための大切なプロセスです。
ですが、そのバックアップもただデータをコピーするだけでは万全ではありません。
保存されたデータをどう管理するかも重要です。
今回はバックアップの保存方法についてご説明します。
保存方法には、データを全て保存する「フルバックアップ」、初回のフルバックアップから追加や変更があったデータを毎回保存する「差分バックアップ」、前回行ったバックアップから追加や変更があったデータのみを保存する「増分バックアップ」があります。
◆フルバックアップ毎回全てのデータを保存しますので、データの完全性を保ち、復元が容易ですが、バックアップにも時間がかかり、複数世代のバックアップを残すとなるとかなりの容量圧迫が生じます。
◆差分バックアップ復元時には、初回のフルバックアップと差分の2つのデータを繋ぎ合わせれば良いので複雑ではありませんが、バックアップするデータがどんどん多くなり、バックアップに時間がかかり容量を圧迫するようになります。
バックアップの世代管理を手動で行う場合は、管理と復元の手間や、容量との兼ね合いから差分バックアップがお勧めです。
◆増分バックアップ毎回のバックアップは容量が少なく時間もあまりかかりませんが、世代管理が煩雑になりやすく、復元作業が複雑になります。
バックアップの作業をツールなどで自動化したい場合は、増分バックアップだと時間が抑えられます。
また、バックアップに従量課金制のクラウドを利用する場合も、コストを抑えられます。
ご紹介の資料には、保存方法の他に、「活かせる」バックアップ体制作りに役立つ情報を記載させていただいていますので、バックアップについて不安なことがある方は是非参考にしてください。
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NIKKO
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