2024/01/16



クラウドサービスを選定する場合、重要視することは何でしょうか?

クラウドへのリフト&シフト【当社事例のご紹介】

当社のITインフラをオンプレミスからクラウドに移行した事例を、検討・評価した内容、試算コスト、課題なども含め資料にまとめました。



■当社クラウド化、今後の展開
当社では当初、クラウドのプラットフォームとして、Azure、AWS、GCPを比較しました。結果、Azureを採用しクラウド化プロジェクトを進めています。
( (2025年7月追記)最終的にAWSを採用して、全システムのクラウド化を進めています。)
すぐに変更できることもクラウドの利点の1つです。
今後、自社に合わなかった場合は変更も視野に、試用や検証を進めていきます。


3社のサービスについて、資料「クラウドの基本知識とモデルケース」で少しだけ特徴を紹介していますが、もう少し詳しくご説明します。

◆Azure(Microsoft Azure)
Microsoftが提供しているので、Windowsとの相性が良く、Windows Serverとの親和性に優れていることが特徴です。
セキュリティ面では、90種類以上のコンプライアンス認証を取得しています。
国際的なガイドライン「ISO27001」「Center for Internet Security」、さらに米国の「NIST CSF」や日本の「CSマーク」などに準拠しており、あらゆる産業に対応可能です。
アプリケーションやサービス数が3社の中で1番多く、サービスを使いこなすためのオンライン学習コースが無料で用意されています。
とは言え、AWSと比べると情報量は少なく、また海外での活用が多いため、英語での情報が多い点がデメリットと言えるでしょう。

◆AWS(Amazon Web Services)
3社の中で最も長い歴史があり、シェア率の高さが特徴です。
Azureに次いでサービスが多いため拡張性が高く、また他社サービスとの連携にも優れています。
不正な動作や危険な動きを常にスキャンするAWS管理の脅威検出サービスがあり、AWSデータソースからの何十億ものリクエストを分析する脅威インテリジェンスを採用しています。
データセンターの数が最も多く、世界中にバックアップサーバが存在し、自然災害などでシステムダウンしても迅速に復旧することができます。
デメリットとしては、料金体系がサービスやリソースごとに異なり、コスト管理の複雑さが上げられます。

◆GCP(Google Cloud Platform)
Googleが提供する幅広いサービスをもとに構成されているため、ビッグデータの解析基盤としても利活用できるのが特徴です。
ビッグデータを蓄積するデータウェアハウスサービスの利便性が高く、拡張する際もAzureやAWSに比べ、手間がかかりません。
データウェアハウスサービスの料金もリソース単位ではなく、使用したクエリ単位の課金になっているので、コストを抑えることができます。
全てのサービスがデフォルトで暗号化されており、データがGoogleのネットワークに入るまでのインターネット環境において、不正アクセスを防ぐことが可能となります。
他の2社に比べてシンプルなサービスのため、複雑なアプリケーション開発には向いていません。


今回は3社のみのご紹介でしたが、IBM CloudやOracle Cloud Infrastructureなど、まだまだたくさんあり、当然ながら、100社あれば100通りの特徴があります。

当社のクラウド移行プロジェクトの第1フェーズを資料にまとめました。
ITインフラのクラウド導入を検討している皆様の、一つのモデルケースとなれば幸いです。


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