2024/03/26



工事前の事前調査には机上調査や現地調査など、いろいろな種類があることをご存じでしょうか?

事前の調査・診断「サーベイ」のすすめ

快適なオフィスに、快適なITインフラは欠かせません。ITインフラの見直しにおすすめな「サーベイ」についてまとめた資料をご用意しました。



2. サーベイの必要性
「サーベイ」とは、物事の全体像を把握するために行う調査のことです。
ITインフラの整備構築には、電気通信工事が必要になる場合も多く、コストも期間もかかるため、プロジェクト化し計画的に行う必要があります。
サーベイを行い、「現状況の把握・見える化」をしておくことで、要件定義やスケジュール調整などがスムーズに、正確に行えるようになります。

特に、ネットワークは日々の業務で使用しているため、一時的に止めることになる工事は、業務時間外に済ませることが望ましく、正確な計画が必要になります。

現地でのサーベイを行わなくても、専用ツールに建設図面を取り込み、壁や窓、棚などの情報を実環境に近い状態に設定をして机上サーベイを行えば、機器の設置個所や台数などを試算することは可能ですが、図面が古かったり、工事の妨げになる機器が設置されていたり、予期せぬことが起きることがあります。

また、2006年8月31日以前に着工した建築物で、設備改修や工事を行う場合は、石綿事前調査の資格保有者による「石綿(アスベスト)事前調査」が義務づけられました。

◆石綿事前調査の義務化について
石綿(アスベスト)とは、不燃性、耐熱性、耐腐食性に優れている天然繊維状鉱物で、高度経済成長期に大量に輸入され、建築物などに使用されていました。
しかし、2005年頃に肺線維症(じん肺)、中皮腫の原因になり、肺がんを起こす可能性があると健康問題が浮上し、現在では、石綿を含む製品の輸入・製造・使用などは禁止されています。

2022年4月1日より
・建築物の解体工事(解体作業対象の床面積80平方メートル以上)
・建築物の改修工事(請負金額が税込み100万円以上)
・工作物の解体・改修工事(請負金額が税込み100万円以上)
・鋼製の船舶の解体または改修工事(総トン数20トン以上)
以上の工事については、事前調査を行った結果を労働基準監督署に報告することが義務化されました。

ITインフラ整備でも、機器設置のため壁や天井への穴あけといった石綿事前調査に該当する作業が必要になることがあります。
小さな作業だったとしても、やはり事前にサーベイを行うことをおすすめします。


ITインフラサーベイの目的、サーベイで行うこと、サーベイを行っていれば防げたかもしれない失敗例など、ご紹介の資料では詳しくご説明していますので、ぜひご覧ください。



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