現在のバックアップ体制は、基本ルールに則っていますでしょうか?
「クラウドバックアップ活用ガイド」
クラウドバックアップについて、サービスの種類や企業別に最適な導入方法などをご説明した資料をご紹介いたします。
1. 今の時代にあった、バックアップとは以前、資料「
なぜ今、セキュリティなのか」を
ご紹介したメルマガで、ランサムウェアの攻撃例と対策をご紹介しました。
サイバー攻撃は日々巧妙化しており、対策をしたとしても100%防ぐことはできません。
サイバー攻撃の被害に遭ってしまった際、復旧するためにはバックアップが必須です。
バックアップデータを安全に保つための基本的な3つの原則を「3-2-1ルール」と言います。
◇バックアップデータが破損したり失ったりしてもカバーできるよう、元データを含めて3つ以上のデータを保存する。
◇バックアップデータを保存した媒体が劣化や破損する共通の故障原因を避けるため、異なる2種類以上の媒体に保存する。
◇火災や洪水などで同時被災を防ぐために、1つのバックアップデータは遠隔地に保管する。
とはいえ、万が一のためにバックアップルールに基づいて適切に管理していくのは容易ではありません。
ディスク故障時の対策としてRAID構成を組んでおり、それがバックアップにもなっているから別途バックアップは不要と考えている方もいます。
RAIDは、複数のディスクを束ねて仮想的に1つのストレージを作成するため、ストレージの大容量化、処理速度の向上、冗長性の確保といった効果が見込めます。
ですが、ウイルス感染時は感染したデータもそのまま保護してしまいます。
また元データと同じ条件・環境下のため、経年劣化も同時に進み、災害時も同時破損してしまいます。
併用することでより堅牢なデータ保護が実現できますが、RAIDはバックアップの代わりにはなりません。
災害や盗難、ハードウェアの故障、さらにサイバー攻撃といったリスクに対して、社外にデータを保存するクラウドバックアップは今の時代にあったバックアップ手段と言えます。
資料では、クラウドバックアップについて、メリットや料金体系、比較検討ポイントなどご説明しています。
参考になれば幸いです。
NIKKO ”With” NEWSではオフィスのお役立ち情報を発信しています。