2025/09/09



PCやサーバのアップデート管理に何を利用されているでしょうか?

「WSUS開発終了を受けて、企業が今すべきこと」

WSUSの開発終了に関する詳しい情報や、代替となるツール、移行の考え方などをまとめた資料をご紹介します。



3. Microsoftが推奨する代替ツール
WSUS(Windows Server Update Services)は、Windows端末に対して、Microsoftの更新プログラムを一元管理・配布するためのツールです。
WSUSを利用すれば、企業で保有する全端末のアップデート状況を一元管理でき、各端末へのアップデート指示が行えます。

8月末頃より、Windows 11のセキュリティアップデートを適用した一部の環境で、大容量ファイルの転送など大きな負荷をかけた際、SSDが認識されなくなるといった現象が報告されています。
セキュリティアップデートは、サイバー攻撃の侵入経路の削除など脆弱性対策に欠かせませんが、環境によっては上手く適用できない場合があります。
リスク軽減には、問題が出ないか確認してから各PCへ適用させる、アップデート更新管理が有効です。
現在、多くの企業でWSUSによるWindows Update更新管理を行っています。
2024年9月にMicrosoftよりWSUSの開発を終了することが発表されたことで、他サービスへの移行を検討している企業は多いのではないでしょうか。

Microsoftは代替ツールとして、Microsoft IntuneやWindows Autopatch、Azure Update Managerなどのクラウドベースのソリューションを推奨しています。

これらのソリューションでは、WSUSの課題だった部分がいくつか解消されていますので、ご紹介します。

◇オンプレミスサーバ依存
WSUSは基本的にオンプレミスサーバに環境を構築します。
持ち出し用のモバイルPCなど社内ネットワーク外の機器管理には適していませんでしたが、クラウドベースのソリューションを利用することで外部へ持ち出した機器も管理できるようになります。

◇運用負荷
WSUSは、アップデートの承認や更新プログラムの配布設定を手動で行う必要があり、管理者に負担がかかります。
Microsoft IntuneとWindows Autopatchを利用すれば、登録されている端末に対し、更新プログラムの自動適用を行うことができます。
Azure Update Managerは、Windows及びLinuxサーバの仮想マシンの更新プログラムを一元管理、スケジュールの設定などが行え、管理者の負担を減らすことができます。

◇サードパーティアプリは非対応
WSUSは、標準機能として、Microsoft製品のみが対象です。
Microsoft Intuneを利用することで、サードパーティアプリも管理できるようになります。
特に、ブラウザベースのWebアプリの管理も行えるため、より幅広くカバーすることが可能になりました。


Microsoft Intune、Windows Autopatch、Azure Update Managerについては、資料で詳しく説明していますので、是非ご参考になさってください。
その他、Microsoft以外のツールもご紹介しています。
移行を契機に、今よりもより安全かつ効率的にアップデート管理ができる環境づくりのお役に立てれば幸いです。






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