万が一システムダウンした際、どのシステムから復旧すべきか考えたことはあるでしょうか?
「BCP(事業継続計画)でリスクに強い企業へ」BCPの基本的な考え方やITインフラの備え、クラウド活用のメリットなどをご紹介した資料をご用意いたしました。
2. 事業を止めないために必要なこと
BCPというと、「大災害」に備えるものと思われがちですが、事業が停止するリスクはそれだけではありません。
ある日突然、社内ネットワークに繋がらなくなった場合、たとえ1時間程度で復旧したとしても、その間の受発注やデータの参照など、業務は思った以上に滞ってしまいます。
このような経験は、多くの企業で "あるある" ではないでしょうか?
また、システム管理者の急な欠勤や退職により、システムにログインができない、設定情報がわからないといった、人的リスクも潜んでいます。
IT化は、業務スピードや生産性を飛躍的に向上させてきましたが、その裏側には「止まると何もできなくなる」という脆さも併せ持っています。
システム障害や通信トラブルが発生すると、自社の業務が滞るだけではなく、顧客対応や取引全体にまで影響が及ぶ可能性があります。
IT化が進んだ現代だからこそ、その脆さを前提として備えることが重要になってきます。
こうしたリスクに備えることを「IT-BCP(ITにおける事業継続計画)」といいます。
IT-BCPは、ITトラブルを完全に防ぐための対策ではありません。
重要なのは、「起きてしまったときに、どれだけ早く事業を立て直せるか」です。
そのために、影響範囲を把握し、優先順位を決め、復旧の道筋を描いておくことがIT-BCPの目的です。
【IT-BCPで考えておくべき3つのポイント】◆止まると困る業務システムを明確化すべてのシステムをすぐに復旧させるのは、備えがあっても難しいことです。
重要なのは、「止まると事業に大きな影響が出るシステムは何か」を整理することです。
・基幹業務システム
・メールなどの連絡手段に使用しているシステム
・データを保管しているサーバ
・顧客対応に必要なシステム
など、企業によって重要度は異なります。
まず何を復旧させるべきか決めておくことが、現実的なIT-BCPの一歩になります。
◆止まった時の対応システム障害やトラブルは完全に防ぐことはできません。
そのため、IT-BCPは止まってしまった時の対応が重要になります。
・バックアップはどこにあるか
・誰が復旧作業を行えるのか
・どのくらいの時間で復旧させたいのか
・一時的な代替手段はあるのか
など、「復旧できるはず」ではなく、具体的な手順書を作成し、実際に復旧できるかテストをしておくと安心です。
◆個人に依存しすぎない体制作りシステムを理解している特定の担当者の不在が大きなリスクになり得るかもしれません。
・管理者権限の単独管理
・担当者しかわからない設定や運用手順
・引継ぎが不十分なままの異動や退職
このような状況は大変危険です。
情報の共有や手順書の整備も立派なIT-BCPの一部です。
IT-BCPは、「何が止まると困るのか」「止まったらどうするのか」「誰が対応できるのか」、この3点を整理するだけでも、事業継続のリスクは大きく下げることができます。
資料では、BCPについて必要性や実際の進め方、当社事例を交え詳しくご説明しています。
BCPについて、改めて考えるきっかけになれば幸いです。
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