業務で使用しているPCのOSはWindowsでしょうか?Macでしょうか?
「今こそ見直そう、オフィスPC」Windows OSなどのサポート期限一覧と、サポート終了製品を使い続ける危険性、アップグレードの注意点など業務用端末の更新についてご紹介させていただきます。
2. Windows サポート期限一覧2023年10月現在、国内で使用されているPCのOSについて、70.33%がWindows、15.94%がOS X、以下その他となっています。
半数以上の使用率であるWindos OSの中でも、シェア率62.89%を占めているバージョンがWindows 10です。
基本的にOSは一定期間でリリースされ、新しいOSがリリースされると前バージョンのOSには、サポート終了期限が設けられます。
「アップグレードには意味があり、時代背景に沿った進化をしています。」と以前のメルマガで紹介させていただきました。サポート終了までに新しいOSへの移行が推奨されます。
サポートに期限があるのはOSだけではありません。
ご紹介の資料では、OSを中心にサポートの期限などを説明しておりますが、例えば、Webブラウザはどうでしょうか?
2023年10月現在の国内PCで使用されているWebブラウザのシェア率は
Google Chrome 62.96%
Microsoft Edge 21.59%
Mozilla Firefox 6.45%
Apple Safari 6.42%
Opera 0.91%
その他 1.67%
となっています。
1位であるGoogle Chromeがリリースされる前は、MicrosoftのInternet Explorerが主流でした。
Windows 10で標準ブラウザがMicrosoft Edgeへ正式に切り替わりましたが、Internet Explorerのサポートが終了した2016年当時もシェア率は27.28%と、まだまだ使用されていました。
Webブラウザは使用頻度が高く、ユーザーが使いやすいようにカスタマイズして使用していることが多いため、新しいものがリリースされても切り替えに躊躇しがちです。
ですが、Webページにウイルスを仕込むサイバー攻撃も多く、サポートが終了した製品のセキュリティの脆弱性を突いた攻撃が多発しています。
実際、2014年には、Internet Explorer 11リリース以降もInternet Explorer9/10を使用しているユーザーをターゲットとして、改ざんしたWebページへ誘導しオンライン銀行の認証情報を詐取される被害が発生しました。
さらに、インターネットの世界は次々と新しい技術が登場しており、古いブラウザでは処理速度が遅い、表示できないといったことが起きます。
Webブラウザもサポートが終了している製品を使い続けるのはリスクが高いのです。
OSや自社システムとの互換性、サポート対応など確認しつつ、合わせてアップデートしていくことをおすすめします。
参考:Statcounter GlobalStatsNIKKO
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