バックアップの「3-2-1ルール」というのをご存じでしょうか?
「そのバックアップで大丈夫?」
バックアップがなぜ必要なのか、またバックアップを行う際に必要な考え方や注意点、方法などをまとめた資料をご紹介します。
3. どうすればいいの?バックアップの考え方PC、スマホ、タブレットなどのデジタル機器が人々の必需品になりましたが、サイバー攻撃、ハードウェア障害、自然災害、ヒューマンエラーなど、デジタル機器にとって致命的になり得る被害は様々あります。
このような被害を想定した対策がデータのバックアップであり、近年非常に重要性が高まっています。
2011年にアメリカのオンライン・コミュニティで、大切なデータを安全な場所にバックアップする必要性を喚起するため、3月31日を「世界バックアップデー」とすることが発案されました。
バックアップの必要性につきましては、
以前のメルマガでご紹介させていただきましたが、今回はバックアップを取得する際に遵守すべきルールをご紹介します。
■3-2-1ルール
「3」つ以上のデータのコピーを、「2」つ以上の異なる媒体に保存し、「1」つのバックアップは遠隔地に保管するというルールです。
2005年に出版されたデジタル資産管理に関する著書が初出と言われており、バックアップの基本ルールとして各国で推奨されています。
■3-2-1-1-0ルール
サイバー攻撃が進化する昨今、バックアップデータを問題なく復元できるかを考えて強化し提唱されたのが3-2-1-1-0ルールです。
「3」つ以上のデータのコピーを、「2」つ以上の異なる媒体に保存し、「1」つのバックアップは遠隔地に、「1」つはオフライン、もしくはデータの書き換えができない状態で保存、そして保存したバックアップの監視、エラーの修正、定期的な復元テストを実行しエラー「0」を保つというルールになります。
サイバー攻撃の被害に遭った企業で、バックアップから正常にデータを復元できたのは、わずか19%という調査結果もあります。
バックアップを取得していても、復元できなければ意味がありません。
基本ルールに加えて、いつでも復元できるよう対策を検討しましょう。
バックアップについて、具体的なソリューションを
こちらでご紹介していますので、ご覧ください。
いつまでも同じ方法では安心できません。
すでにバックアップは取得しているという方も、年に1度「世界バックアップデー」に、バックアップについて見直してみませんか?
NIKKO
”With” NEWSではオフィスのお役立ち情報を発信しています。