省エネ対策をしているうえで、本当に効果があるのだろうか?と心配になることはありませんか?
「ITで省エネオフィスは作れる」
省エネのためのIT施策を、オフィスで使用する機器、オフィスの環境、業務内容に分けてご説明している資料をご紹介します。
3. オフィスの「環境」を見直そうすぐに始められるオフィスの省エネ対策として思い浮かぶことは、空調や照明のオンオフや適切な温度設定ではないでしょうか?
以前のメルマガで、経済産業省の資源エネルギー庁による電力使用見直しの呼び掛けから、照明や空調の基準をご紹介しました。
しかし、眼精疲労などの健康障害防止の観点から、300ルクス以上の明るさが必要であったり、温暖化により屋内作業でも熱中症のリスクが高まっていたり、省エネのためとはいえ、簡単に過度な照明の間引きや空調設定温度の固定を行えばいいわけではありません。
そこで、一歩進んだ省エネの取り組みとして、エネルギー消費量を可視化して制御していく方法をお勧めします。
明るさや気温は季節や時間帯、オフィス内の場所でも変わってきます。
単純に固定するのではなく、まずはエネルギー消費量を見える化して、いつどこでどのようなエネルギーが使われているか把握しましょう。
その結果に基づき分析していくことで、最適なエネルギー運用が実現できます。
また、照明や空調の消費電力以外のところで、抑えられる箇所が見つかるかもしれません。
コスト削減や環境に配慮した企業としてのイメージ向上などのメリットがあるとわかっていても、省エネ対策を推進していくのは少なからず問題や課題が生じてきます。
例えば、
・効果が実感しにくい
・従業員の理解やモチベーションを保つのが難しい
・推進できる人材がいない
など。
そこで、エネルギー消費量を可視化する【EMS(エネルギーマネジメントシステム)】を活用すると、対策による効果を数値化でき、従業員のモチベーションの維持や管理者の負担軽減にも役立ちます。
業務でのデジタル利用が当たり前になると、エネルギーを消費する機材もどんどん増えていきます。
省エネをマンパワーで行っていくのは難しい時代になってきているのかもしれません。
ご紹介の資料では、省エネについて、「機器」「環境」「業務」別に見直していくポイントをご説明しています。
EMSの情報もご説明していますので、参考になれば幸いです。
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